さらばドキドキプリキュア・愛の戦士たち

あの『スマイルプリキュア!』の最終決戦から、はや1年。後を受けて始まった『ドキドキ!プリキュア』の戦いも、本日2014年1月26日、先ほど最終回・第49話のオンエアが済みました。ある意味そこまでのプリキュアシリーズの集大成ともなった『スマイル』に続き、10年目のプリキュアとしてシリーズの新境地をも拓いた『ドキドキ』は、たしかにこの1年間、私たち視聴者をドキドキワクワクさせてくれたと言えるでしょう…

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僕はホモちゃん

前記事では昨今の情勢には改善が見られる旨を書きましたが、今なおセクシュアルマイノリティが差別や偏見にさらされる機会はなくなったわけではありません。油断していると、侮蔑や嘲笑、揶揄、そうでなくても憐憫の視線や言葉は飛んでくるものです。そんな中では「ホモ」「レズ」「オカマ」といった用語は、元々はそうではなかったとしても、長らく否定的な文脈で使われてきたがゆえに色がついて、言われれば当事者が不快に感じ…

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性別違和感の語られ方への違和感

2014年になった昨今の情勢を見渡すと、セクシュアルマイノリティを取り巻く情勢は、依然として厳しい部分もあるものの、例えば(ワタシが男性としての生活がいよいよ煮詰まってどうしようもなくなりつつあった)20年前などと比べれば飛躍的に向上したと言ってよいでしょう。去る1月19日には「LGBT成人式」という催しも、東京と大阪で、それぞれ開かれました。これは時期的なかねあいで「成人式」と銘打っていますが…

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『トーマの心臓』~映画『1999年の夏休み』、佐倉智美『1999年の子どもたち』にパクリ疑惑!?

さて、新しい年を迎え、西暦では2014年となりました。14年!思えば21世紀もずいぶんと暦を重ねてきたものです。去年ワタシが電子出版した小説『1999年の子どもたち』の舞台である西暦2015年も、初出当時は10年以上も先の未来の設定だったんですが、なんとリアルにもう来年ではありませんか!!その小説には、性の多様性に関するナビゲーター役を期して、高校1年生になった我が娘という想定の、その名もズバリ…

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