我が娘・満咲も昨今はイケメンアイドルなどに興味があるようで、中でもやはりジャニーズ関連の情報などにはチェックに余念がない様子です。
…そのあたりに関しては、小学5年生女子として、いたってフツーですナ(^^ゞ
そんなわけで「嵐」の最新シングルを借りてこい…などといったお達しも時たま承ることとなり、先日は実際にツタヤで『モンスター』を借りてきました。
でもって、イケメンという言葉にはいたってアンテナが反応せず、あまつさえ今どきのアイドルならば、やっぱAKBとかのほうに目が行ってしまう“お父さん”(このあたりも“お父さん”としては、いたってフツーだったり(^o^;))としては、今まで「嵐」など男性アイドルの活動は一切スルーだったので、このようにCDを借りてきても、粛々と私的複製の作業をするだけで、楽曲が心に響くことも従来はなかったのです。
が。
なぜかこの「嵐」の『モンスター』は気に入ってしまいました。
いゃ、マジ、原因不明のタマタマです。
(そもそも、それがなぜ好きかに理由なんてナイのですが)
とはいえ、そこをまぁ強引に何か説明をつけるとすれば、やっぱりアレですかね。
つまりモチーフとなっている“モンスター”という存在。
これを、ある種のマイノリティと捉えて描いているから――。
思えば映画やテレビドラマなど映像作品中のセリフで、トランスジェンダーが「化け物」呼ばわりされる事例は多数。
怪物とは、そうやって人々が理解可能な範囲の外側に放逐した存在のことなんですねぇ。
いゃ、むしろ、境界線の内側を安全地帯であると設定するために、逆に外部には誰かを“モンスター”として配置することが必要なのだ……なのかもしれません。
※『モンスター』を含む「嵐」のアルバムは[ 僕の見ている風景 ]
◎ちなみに、そのとき『モンスター』と同時に借りたのがコレ。
中村中『家出少女』。
いわば「たとえ『化け物』と呼ばれても、いつかは自分なりの幸せを手に入れよう」という決意を切ないメロディに載せた中村中の渾身の一曲は、まさに必聴!
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