人はなぜスポーツの観客になるのか?

新型コロナウイルス感染症が猖獗を極めた2021年の夏。 そんな中でオリンピック・パラリンピックなどという大規模国際イベントを開催しないといけなかったというのも今般、大きな負担だったというのは否定しきれないものでしょう。 「大規模イベントを誘致して経済効果」的なさもしい発想の政治。そして実際にこれだけ大変な状況であっても中止にならないことの裏に透けて見える数々の利権の闇。にもかかわらず少なくな…

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「はじめて電話するときにはいつも震える」のはなぜ?

プリンセスプリンセスの『ダイアモンド』(正式表記は英字)は1989年リリースで、もう30年以上も昔の楽曲ということになります。 その歌詞(作詞:中山加奈子)は、バブルの空気感の中で男女雇用機会均等法の時代を女性として生きていく人たちへ向けて、その新しい時代の生き方を称揚するものだ言え、卓抜した音楽性とともに、当時の特に若い女性たちの間で大いに支持されたのでした。 大学の後輩達の飲み会にたまた…

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平成のカーテンコール

今日は世界のデファクトスタンダード・西暦で言うところの2019年4月29日。そしてそれが「平成最後の昭和の日」なわけですね。 そうして明日で「平成」も終わり。5月からは新たなる元号「令和」の時代へと世の中は進むわけです。 ワタシのように昭和に生まれ、そして平成の始まりをリアリタイムで体験した世代には、やはりコレはいささかの感慨は禁じ得ないところです。 ◎元号に対して思想的に反対する意見も世…

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まさかの名古屋へ『響け!ユーフォニアム2』舞台を京田辺市から訪問する

「えぇー、引き続きまたもや佐倉智美 著・小説『1999年の子どもたち』登場人物の佐倉満咲です;;;」「ど~も、満咲の《父》@ほぼ作者…です。ということで、今日は名古屋国際会議場からお送りします」 「なんでここなん!?」「そらオマエが、期末テストも終わって一息、冬休みのバイトもまだ始まらなくて、ちょっとヒマそうやったから……」「いゃ、そぅいうの もうイイから。それにアニメ『響け!ユーフォニアム2』…

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冬のツッコミブログ編『響け!ユーフォニアム2』舞台を対岸の京田辺市から訪問する

「えぇーと、またまた佐倉智美 著・小説『1999年の子どもたち』登場人物の佐倉満咲です;」「同じく。満咲の《父》、ほぼ作者です」「ということで、なにやら先月のお知らせブログに引き続き、またもボクたち出演させられてんだけど?」 →「『響け!ユーフォニアム2』舞台を対岸の京田辺市から訪問する」「まぁまぁ。とりあえずこちら、ワシらの作中世界で言う平安堂こと平和堂の《アルプラザ宇治東》で腹ごしらえとトイ…

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最適ルートを見極めることが重要(大阪府高校入試問題から)

今年度は我が娘・満咲が高校受験にあたっている件は、昨年末にも述べましたが、この2月に来て、いよいよそれもクライマックス。本人は超絶デリケート中だったりします。がんばれ!合格戦隊ジュケンジャー!そんなわけで、今年に入ってからは、いわゆる過去問などにも取り組み、ワタシもかつては元塾講師として受験指導した経験の持ち主(『明るいトランスジェンダー生活』参照)でもあることから、折にふれ様子をチェックしたり…

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阪神淡路大震災20周年

明日は1月17日。早いもので、あの阪神淡路大震災から20年がたとうとしています。1995年当時というのは、ある意味 私がいちばん壊れていた時期で、男性としての生活が どうしようもなく煮詰まって、身動きがとれなくなっていたころにあたります。阪神淡路大震災は、そんな自分の「男性として生きる枠組み」自体に決定的な亀裂が入り始める、その象徴的な出来事でもありました。拙著『明るいトランスジェンダー生活』の…

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『トーマの心臓』~映画『1999年の夏休み』、佐倉智美『1999年の子どもたち』にパクリ疑惑!?

さて、新しい年を迎え、西暦では2014年となりました。14年!思えば21世紀もずいぶんと暦を重ねてきたものです。去年ワタシが電子出版した小説『1999年の子どもたち』の舞台である西暦2015年も、初出当時は10年以上も先の未来の設定だったんですが、なんとリアルにもう来年ではありませんか!!その小説には、性の多様性に関するナビゲーター役を期して、高校1年生になった我が娘という想定の、その名もズバリ…

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