天王寺璃奈の事例から考える「本当のその人」とは

「スクールアイドル」(という架空の存在)にフォーカスしたコンテンツ『ラブライブ!』については、今までにもこのブログで言及したことがあります。  → ラブライブとガルパンをフェミニズムが評価すべき5つの理由 https://tomorine3908tk.seesaa.net/article/2016-04-09_GP-LoLv-5.html またその「ラブライブ!」シリーズのひとつ『ラブライブ…

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「女の子にもオチンチンはある」話

「性別」の基準を「身体」に置こうとする考えは、いまだに根強いです。 それが誤りであることは、すでにさまざまな論者が述べていることなので、あらためて言うことでもありませんし、このブログ内でも、もうかなり以前に記事にしています。  → 「ジェンダーとは何か?」をあらためて考える https://tomorine3908tk.seesaa.net/article/2014-07-28_gender…

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恋のスタンプラリー

◇◇「恋のスタンプラリー」あなたは参加する?◇◇ 我が娘・満咲も、はや大学3年生。 ………とはいえ今年・2020年度の前期授業は新型コロナウイルス感染症[ COVID-19 ]の流行拡大を受けてすべてオンライン遠隔授業となり、キャンパスも立入禁止が原則となって、何やら新学期になったのかなっていないのか、すこぶる曖昧なまま過ぎてしまっていました。 後期になって、ようやく通常のオフラインでの対…

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「はじめて電話するときにはいつも震える」のはなぜ?

プリンセスプリンセスの『ダイアモンド』(正式表記は英字)は1989年リリースで、もう30年以上も昔の楽曲ということになります。 その歌詞(作詞:中山加奈子)は、バブルの空気感の中で男女雇用機会均等法の時代を女性として生きていく人たちへ向けて、その新しい時代の生き方を称揚するものだ言え、卓抜した音楽性とともに、当時の特に若い女性たちの間で大いに支持されたのでした。 大学の後輩達の飲み会にたまた…

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これは酷い!春日神社は祟っていいレベル

さて、お知らせブログのほうにまとめました中国自動車道を横断して架かる橋の件ですが、あれはなかなか心温まる良いエピソードでした。 → 中国自動車道に朱塗りの橋を探して  /今日も明日も花ざかり(佐倉智美「お知らせブログ」) https://est-tomorine3908.blog.ss-blog.jp/2020-05-27_bridge 一方、あれとはまさに正反対な現場が、なんとJR茨木駅か…

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新学期!→まさかのオンライン遠隔授業の日々

「なんとビックリの再登場失礼します。佐倉智美 著・小説『1999年の子どもたち』登場人物の栗林理素奈です。 ……ヒカリちゃん、ミズホちゃん、アヅサちゃん、ZOOM つながってる??」 「あ、入れた。コレでいいんだね。ということで『1999年の子どもたち』外伝パート登場人物の石橋海素浦です~ノ」 「どーもです、同じく『1999年の子どもたち』の外伝パートの登場人物、風屋光です」 「よいしょっ…

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ウルトラマンがプリキュアとカブる令和

2019年度のプリキュアシリーズ作品『スター☆トゥインクル プリキュア』も、とうとう先月で最終回を迎えました。 1年前、放送開始にともなって書きました以下の記事。  → プリキュアが宇宙へ進出する意味を探ると顕になる多様性の真髄 https://stream-tomorine3908.blog.so-net.ne.jp/2019-02-02_StarPrecure この中で述べた羽衣ララの…

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クィアリーディングのその先の「もっと違う設定」

2019年の大晦日が例年どおり紅白歌合戦などとともに終わり、新しく始まった2020年。そんなお正月気分もおおむね抜けた1月半ば、我が娘・満咲から、ちょっとしたタレコミ情報がもたらされました(ちなみにその間に満咲さん、成人式を迎えたりしとります。早いものですワ;)。 「ヒゲダンの『Pretender』ってクィアリーディングができるらしいデ!」 「え、ひげだん……!? る、ルネッサ~ンスっ!!」…

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